保育園・保育士に関する豆知識

深刻化する保育士不足 その理由

保育士不足の原因は、勤務状況に見合わない給料が不満で離職してしまうことが1番の原因。 ついで多いのは他の職種への興味・責任感の重さや事故の不安からやめてしまう人が多いのです。


保育士の賃金事情

保育士の賃金の全国平均は21万4000円
他の職種と比べると、10万円程度低い↓↓といいます。


専門的な国家資格を有する職業であるにもかかわらず、能力手当(資格手当)などもなく資格・経験があっても給料に差がないことも不満の原因でしょう。

2013年4月から、保育士(約8000円) 主任保育士(約1万円)の補助金制度が設けられましたが、まだまだ賃金の格差は大きく、不満の解消には至りません。


なぜ、保育士の給料が上げることができないのには理由は保育園の運営の仕組みに原因があります。


行政から認可された保育園・保育所の収入は、行政から支給される運営費で賄われます
運営費で、人件費・管理費・事業費、さらには施設の修繕費の積立・備品等の購入積立などに充てられています。
運営費の額は、預かる子どもの年齢や園の定員数によって決まっていて、この単価が増えない限り人件費のUPも難しいと言われています。


保育園の経費の約80%が人件費だそうです。
85%を超えると人件費過多・70%を下回ると雇用環境が悪いとされ、経費のやりくりも難しい状況のようです。
保育士1人に対して、保育できる子どもの人数も子どもの年齢に応じて違います。


保育士の配置基準(国の配置基準)*各市町村により独自の規定がある場合もあり
0歳児・・・3人
1.2歳児・・・6人
3歳児・・・20人
4.5歳児・・・30人


この様に基準が決まっているので、預かる子供の人数に応じて保育士を適正な人数で配置しないといけません。
特に、3歳未満の乳幼児など小さければ小さいほど保育士の人数も必要になってきます。


保育士不足=子どもの定員数も減らさないといけない=運営費も削減=保育士不足 この悪循環が保育士の不足の根本的な原因ではないでしょうか??


賃金以外の原因

給料面だけでなく、精神的に疲れてしまって離職する人も多いのも保育士なんだそうです。
保護者や他の保育士との人間関係に悩む人以外に、大きな問題が命を預かるという責任感にたえきれず・・・ということもあるようです。


昔と比べ食物アレルギーを持つ子供が多く、口にするもの1つ1つに気を使わなければいけません。
もし、間違えて食べてしまうと命の危険にも繋がること。その責任の重さに耐え切れなくなるひとも少なくないようです。


保護者とや他の職員との、綿密な連携とともに確実におこなわなければならないので毎日大きなプレッシャーとなるのでしょう。


子供をもつ親として思うのは、子供に食物アレルギーがあるのなら自宅からお弁当をもたせることが1番確実なのでは?と思います。

そうすることで、子どもも安心して食べられますし預ける側の親も安心です。
そして、保育士の負担も軽くなり、保育士不足も少しは改善されるのでは?と考えます。


なぜ、保育士がここまで不足しているのかを、国全体で真剣に考えてもらいたいですよね?
保育士不足が改善され保育園が充実すると、安心して出産・子育て出来る環境が整う。
すると、少子化にも歯止めがかかり人口が増加することで年金問題の解決の糸口も見つかるかもしれません。


政治家のみなさんには、庶民の小さな悩みを聞くことで、日本の経済も大きく動くかもしれない!ということを知ってもらいたいですね(笑)




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