保育園・保育士に関する豆知識

認可保育所と認可外保育所の違い

認可保育所・・・児童福祉法に基づき都道府県もしくは政令都市などが設置を認可した保育施設のことをいいます。認可保育所は国や地方自治体から助成を受けることができます。


認可外保育所・・・児童福祉法の保育所に該当しない保育施設のこと。設置するには児童福祉法第59条の2による届出が必要です。無認可保育所などと呼ばれることもあります。
認可外とはいえ、一定水準をクリアしていないと運営することは出来ません。
都道府県や市町村で、認可外保育施設指導監督基準・指導監督要項などに基づいて検査・指導されています。


認可保育所の条件

国が定めた認可基準は、保育士配置基準にあう適正な人員配置か乳児1人あたりの保育室の広さ、調理室などの設備の有無、保育時間、保育内容など国が定めた基準をクリアした施設が認可保育所となります。


認可保育所というと公立保育所で、民間保育所や私立の保育所は認可外?のイメージが勝手にありますが、
経営者が、公立は地方自治体、私立は社会福祉法人という経営者の違いなので、認可保育所と認可外保育所の違いではありません。


認可保育所に入所するためには、いくつかの条件があります。

*何らかの理由により十分な保育を受けることができない0歳から小学校就学前までの乳幼児を対象として保育を行うというのが入所の条件です。


この 何らかの理由 というのが、複雑かつ厳しい条件でもあります。例を挙げてみましょう。

 日中に家庭内・家庭外で働いていて保育することができない 

 就労時間が4時間以上

 就労日数が月に15日以上(日・祝日を除く)

 病気やケガで保育できない

 病気や障害のあるひとを介護しているため保育できない

 介護日数が、月に15日以上、1日に4時間以上

 出産前後である

など、規定に該当する理由がないと認可保育所に入所要項をクリアすることが出来ません。


なかには、実際に働いていなくても、自営業・実家の会社で働いていると偽って入所させるヒトもいます。
働いているけど勤務時間など入所要項にぎりぎりで該当しなくて、認可外保育所に預けたり一時保育を利用するなどして働いている人もいるのに、偽って入所させている人がいることに憤りを感じます!!


認可保育所と認可外保育所の違い

【入園申し込み方法】

認可保育所は地方自治体が管理していますので、入園の申し込みは各市町村役場へ申し込みを行います。
その際に、保護者の勤務状況や祖父母と同居していないかなどの家庭環境など、保育できない状況がどうかを確認する書類を提出します。入所の条件をクリアしないと、認可保育所に入所することは出来ません。


認可外保育所は、直接園に申し込みを行います。
保護者の勤務状況や家庭の状況など、理由を問われることはほとんどなく、希望して空きがあれば基本的に入所は可能です。
定員オーバーになって待ちになると、入所の理由などから優先的に入所ができることもあるようです。(園による)


【保育料】

認可保育所の保育料は、地方自治体など助成もあり比較的安く設定されてます。
保護者の前年度の収入(所得税や住民税の納付額)・入所児の年齢によって決まります。


0歳児、1.2歳児、3歳児、4歳以上児の区分に分かれ、年齢が小さいほど保育料は高いです。
また、兄弟姉妹を同時に通わせている場合、保育料が減免される自治体もあります。


認可外保育所の保育料は、施設が自由に設定できるため保育料はマチマチです。
認可保育所と違い地方自治体からの助成などもないため、保育料は高めなところが多いようです。
地方自治体によっては、ガイドラインを制定したり、料金を設定したりする場合もあります。


【保育時間】
認可保育所の開所時間は平均11時間で、保育時間は原則8時間以内。
午前7時から午後7時まで開所している施設が最も多いです。


保護者の勤務状況などから、それ以上の保育が必要な場合に限り延長保育を行っています。延長保育は別途で保育料負担が必要になります。(延長保育を実施してるところと、そうでないところがあります)


認可外保育所は24時間開所しているところもあれば、認可保育所のように開所時間が12時間程度のところもあります。
希望すれば時間に決まりなく、昼夜問わず保護者の勤務などに合わせて保育してもらえますが、その分保育料は追加されてきます。


認可外(無認可)の保育所は劣悪な保育環境にあると問題視され、2001年10月より認可外保育施設指導監督基準が適用されてから、立入検査をふくむ行政機関の指導や検査が強化されたことで、認可外保育所の保育の質・サービス向上、待機児童対策が期待されています。



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