保育士資格が活かせる仕事

学童保育

学童保育とは、主に日中に保護者が家にいない小学生の児童に対して、授業終了後に遊び・学習・生活の場を設ける保育事業のことです。


法律上の正式名称は放課後児童健全育成事業といい>厚生労働省が管轄しています。
学童クラブ・放課後クラブ・学童保育所・留守家庭児童会など、各自治体や設置者によって呼称は異なります。


放課後児童健全育成事業 通称:学童保育が需要されている理由は、保護者の共働き・核家族化・不審者から子供を守るためなど、利用する理由は様々です。


幼児期に保育所などに通わせていたワーキングママにとって、子どもが小学生になることは働き続ける大きな弊害でもあるのです。
保育所などは、延長保育など仕事が終わる時間(朝早くから夕方遅く)まで預けることができていましたが、小学生になると下校時間は平均して3時頃。
入学して間もない頃は、給食が終わるとすぐに下校で早いと1時半には帰ってきます。


核家族化が進み祖父母と同居していない家庭が多く、母親が帰宅しないと学校から帰っても1人ぼっちになってしまう子どもが増えてしまいます。
また、子どもだけでの留守番も、事故や事件の危険もあり働く親は心配で仕事どころではなくなってしまいます。


そういった不安を解消するためにできたのが、学童保育です。


児童福祉法で学童保育の受け入れ対象となっているのは10歳未満(小学3年生)までとなっています。
割合はやはり1年生が圧倒的に多く、入学前の入学説明会の時点で申し込みを行い基準を満たしているかなど調査され、利用できるか判断されます。


学童保育指導員

学童保育所で、児童の世話をしてくれるのが指導員です。
指導員は教員や保育士などの経験者や放課後児童指導員資格(民間の資格)を持った人が中心です。


厚生労働省令では「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」によると
指導員の資格要件は、保育士資格・幼稚園・小学校・中学校・高校いずれかの教員免許、社会福祉・心理・教育・社会の学士以上の学位が必要とされています。


これらの資格がなくても、子育て経験者や子どもに関するボランティアの経験があれば、要件を満たせる自治体や事業者も多いようです。


学童保育所は、通常の学校がある日の放課後だけでなく、夏休み・春休み・冬休みなどの長期の休業期間にも開所していて、子どもたちはお弁当を持参し、遊んだり学習したりして1日を過ごします。


学童保育所は、学校内の空き教室などに併設されていることが多く、保護者に帰宅時間と最終下校に合わせて下校、もしくは保護者のお迎えまでの時間を自由に遊んだり、工作などの製作・みんなでドッジボールなどで遊ぶなどして過ごします。
宿題や自主学習をする場でもありますが、公的な期間は基本的に学習指導は行いませんが、分からないところなど、学習の方法のアドバイスをしてもらえることなど、1人で宿題をするよりも効率的なので、保護者は宿題をやってくるように言っている人が多いと聞きます。


学童保育で保育士の資格を活かすことは、小学生の児童を持つ保護者にとってはとてもありがたいこと。
保育士資格を持った人が、学童で働くことで児童の定員を増やせる要因にもなります。
結果、待機児童問題の解消にもつながりいいことだらけです。


保育士資格をもつ人が学童で働くメリットはいくつかあります。


保育所などと違い預かる子どもが小学生以上なので、食事を与えたり・排泄を手伝ったりなどしなくても良い点でしょう。


こちらの話していることも十分理解できる年齢なので乳幼児を保育するよりも格段に負担は少ないと言えます。


デメリットは、小学生ともなると生意気な子どもも増え扱いに困る場合もあります
どう対処したらよいかなどを学べる講座もあるそうなので利用していくのも手ですね。


また、勤務時間も学校が終わる時間に合わせての勤務になるので、午前中や昼間など自由な時間がもてることも
メリットなのでは?と思います。


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